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     キム・ギドク監督作品繋がりで 視聴~ (;・∀・)












真っ赤なバスのある村 。
その村の入口には真っ赤なバスがある。
受取人不明で戻ってきた手紙の印鑑の色の様に赤い。
そこには、我々が忘れてしまった時と、誰も受け入れてくれない愛を信じ続ける人々が住んでいる。
1970年代の末、駐韓米軍部隊が駐屯したその村は、
戦争が生みだした傷がそっくりと そこには村の人達から敬遠されたまま、
混血の息子と共に真っ赤なバスに住んでいる西洋人相手の娼婦だったチャングクの母がいる。
韓国動乱(朝鮮戦争)の時に負った足の負傷が唯一の自慢の種である生活力のないチフンの父、
そして乱暴だけれど唯一チャングク母子を理解して面倒を見てくれるケヌンがいた。
ケヌンは変わらない気持でチャングク母子を見守るが、
その彼女にむやみに振る舞うチャングクに対して憤怒を感じる。
そのまま残っていて、水の流れない水溜りのような所だ。

幼い時に一方の目をケガをしたウノクは、コンプレックスとなり閉鎖的な性格になった。
純粋なチフンの愛を受け入れずに、目を治してやるという米軍のジェイムズを受け入れる。
チャングクは母親に足蹴りする荒ら犬の売買人のケヌンから逃げ出したいけれど、
誰も彼を受け入れてはくれない。
チフンは彼らを助けようとすればするほど、現実的に何も出来ない自身の脆弱さを悟って絶望する。
三人の子供は崖渕に立つ。
愛と友情さえも子供達を辛くさせるだけだった。
チフンにだけは深い友情を見せる。

雪が降り積もった真っ赤なバスに、手紙一通が差し込まれていた。
返事が書かれた手紙が。
だがその手紙は相変らず 「受取人不明 」 だ。


監督 : キム・ギドク
出演 : ヤン・ドングン、 パン・ミンジョン、 キム・ヨンミン、 パン・ウンジン


あらすじ inolife.netより出処。










先週 チョ・ジェヒョン繋がりでキム・ギドク監督作品を見た時に 
これも どうしても見ておきたかった映画だったもんで。
あの 独特なクセのある雰囲気に ちょっぴり中毒気味? (;・∀・)
ちなみに またしても チョ・ジェヒョン出演作。








この映画ね~ ワンちゃんを飼っている方には おススメできない。 残酷なシーンがあって。(>_<)
チョ・ジェヒョンが演じるのは 冷血な犬の肉を売りさばく犬商人なんだけど
犬を仕入れ 売りさばくまでの過程が 
全部が全部 直接映像で表現してるワケではないにもかかわらず
ドアを1枚隔ててるんだけど その向こうで行われている様子が手に取るようにわかり 
犬の鳴き声やら 叩く音が 妙にリアルでした。
犬の息を止める様子が映し出される水溜りも 間接的な表現なのに 逆にリアル。


冒頭から 兄がおもちゃの(でも火薬入り)ピストルで 
誤って妹の目を失わせてしまう・・・というショッキングな始まり。(◎-◎)


ウノクも自分の目を治したいばかりに 言い寄ってきた米兵ジェームズに 
目の手術を交換条件に 身を委ねることになるんだけど
本当は チフンと堂々と恋愛したかったはずよね。


チフムもまた いつもいじめられていて お金を持ってかれてしまうような小心者で
貧乏でなく 力もあれば ウノクを奪い返したかったはず。









チャングクは 母と米兵だった父との間に生まれ 幼い頃からひどい差別にあってきて
「ハーフ」というだけで なかなか職にもありつけず 
仕方なく 母の愛人の元で犬商人の手伝いをするんだけど 
あまりの残酷な仕事にいつ疑問を持ってたのよね。
どこにも持っていきようのない どうしようもない怒りを 
いまだに連絡のとれないアメリカの父を慕い 手紙を送り続ける母に 
暴力という形で発散してしまうんだけど
チャングクの母も 息子の悲しみを知っているから なすがまま。 
チャングクが 母の愛人の犬商人に 「自分の母親に暴力を振るうな」と 同じ暴力で仕返しされるんだけど
それも いつまでたっても 同じことの繰り返し。
チャングクの積もり積もった怒りが一気に爆発して 
犬商人が いつも扱ってた犬の立場に逆転し 檻の中に入れられた時は 恐怖を覚えてしまった。
自分の母親を大事に想ってくれてるんだから そこまでしなくても・・・・・・・と。


それにしても チャングクの最期が なんだか アッというまで 。
それも あたしなんて 助かると思ってたから 
半分だけのあの姿に 思わず 最初は笑ってしまったんだけど。
( それもまた キム・ギドク監督のブラックユーモア? )
どこかのサイトで読んだけど その半分だけの最期の姿こそ 
ハーフだからゆえ 半分しか自国の土に帰ることができなかった ・・・・ との意味。
突き詰めれば あ~なるほどね ・・・ と 思う部分が 沢山あったような気がする。


そして チャングク亡き後 狂ったようにチャングクを探す母。
見つけたときは てっきりあの場で焼いて灰にしちゃうのだろうと思ったけど
実は 周りに火を放ち 凍ってたのを溶かして掘り出しやすくしてたんですね。 (◎-◎)
その後 チャングクの母はバスに引きこもり いつも 口をモグモグ ・・・・・・・・
何かを食べてるんだけど
実は チャングクだったのよね~ たぶん。 ( コレは合ってるかな? )
奇妙で異常な行為なんだけど 母にとっては チャングクへの最大の愛だったのでは?


送っても送っても 「 ADRESS UNKNOWN 」 という 赤のハンコが押されもどってきていた手紙だったのに
悲しいかな チャングクが亡き後に来たのは ・・・・・ それも 母が気づかないまま
赤いハンコの押されていない手紙だったんですよね。


映画では 訓練中の米兵がその手紙を見つけ 中を読んでる途中で 終わってしまったので
何が書いてあったかは わからなかったのですが
ネットサーフィンしていて シナリオを訳してあったトコロにたどり着きました。
どうやら 父からの手紙ではなく その住所に住んでるクリントンという方からの手紙だったようです。
何度も何度も 違うあて先でくるので そのまま送り返したが
中身を読んで チャングク親子の不幸な人生に共感し 父の行方を調べたという内容。
もう少し 早くこの手紙が送られていれば ・・・・・・と 悔やんでしまいます。








見終われば まさに 一言。 キム・ギドク監督の作品だわ~ ・・・・ と いう感想 ^^;
感想がうまく表現できてないけど 話が繋がってないようで 最後には全部繋がってるというか。


ウノク、チャングク、チフムの 3人の若者が 一人一人抱えてる悶々とした思いが 
爆発したときに それが 自分たちの思いのよらぬ方向へ進んでしまったのは
時代背景が そうさせてしまったんだろうけど
戦争さえなければ あんな悲劇も なかったのではないかな。
目を背けたくなるシーンもあったし 悲しくも せつなくもあった映画だった。
「 コレを伝えたい! 」 と いった 明確なものはない映画なんだけど
見終わった後に 視聴者それぞれに残る 何か? 余韻? ・・・・・ は 少なからず あると思う。




もちろん これも 好き嫌いハッキリ分かれる映画です。
私は 全然OKですが。 (・∀・)












2008-07-06 15:51 / Comment:4 TrackBack:0   ▲ TOP

KUMAちゃん、映画見てたんだね~
今度は監督繋がりで、でもチョ・ジェヒョン出てるんだね!
キム・ギドク監督、チョ・ジェヒョン気に入ってるのかな?
一緒なのが結構あるね。
内容からこの監督ならではって感じがするけど・・・
犬のシーンはちょっとv-390かな?
それも食べる用なんだよね~
我が家にはv-286がいるので見るのは辛いかも?
でも何故か?キム・ギドク監督気になるんだよね~
見てみたい!と思った。

By . manami : URL  2008-07-06 Sun 16:51  [ Edit ]


manamiちゃんちでは 犬飼ってるのね~。
映画は映画だ・・と ( あれ。どっかで聞いた言葉(爆)^^; )
割り切れる方ならいいけど
直接的な表現はないにしても 残酷なシーンが結構あるんでどうかな?
犬飼ってない私でさえも、そう思ったからね。
見てる間は ちょっと食なくしちゃったし。(えー。)
この際 飽きるまでキム・ギドク作品巡りをしてみようかしら?
・・・・・ などと
思ってる私でした ^^;

By . KUMAKO : URL  2008-07-06 Sun 17:58  [ Edit ]


わぁ~~っ!すっかりどっぷりキム・ギドクワールドに嵌っちゃったねぇ。。
残酷なシーンが凄くリアルそうで。。私にはちょいと無理かも~!><


By . kanon : URL  2008-07-07 Mon 05:48  [ Edit ]


kanonちゃん キム・ギドクワールド・・・ホント不思議。
ワケわかんないような映画とは思っても 
見終わった後に残る、この余韻は何なの?ってな感じで。。。┐(´-`)┌
生々しい血がダメな方には あんまおススメ出来ないかも。(;・∀・)

By . KUMAKO : URL  2008-07-07 Mon 19:28  [ Edit ]




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