2017 081234567891011121314151617181920212223242526272829302017 10


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


-------- --:-- /   ▲ TOP




        久々に キム・ギドク監督作品^^










茫々たる大海の真ん中に浮いている大きな船で
年寄りが 沖釣りに来る男たちから弓を利用して少女を守り 一日一日の生計を立てている。

ある日、父と共に沖釣りに来た大学生は 
年寄りの船で暮している少女の妙な魅力に惹かれるようになる。
しかし 年寄りは 大学生と少女の間の距離が縮められる事を そのまま許しはしなかった。

7歳から年寄りの船で生活してきた少女は 10年間 ただの一度も外界と疎通したことがなく、
すぐに年寄りと婚礼をあげるという話を聞いた大学生は 
少女に 新しい世の中を見せる決心から 一緒に陸に向かう船に乗りこむが…


監督 : キム・ギドク
出演 : チョン・ソンファン、 ハン・ヨルム、 ソ・ジソク



。あらすじは BUNKAKOREAより出処。








昨日今日みたいな暑~~~い日に このポスター見ると スッキリする。 ^^



またもや 不思議な余韻が めいっぱいに残る キム・ギドク監督の映画。
やっぱり 好き嫌い分かれると思います。 私は もちろん好きですが。


壮大な広い海と 船と おじいさんと少女。
時々来る 釣り客によって この映画の話が展開されるんだけど
ボロボロの船体に書かれた 観音像の、鮮やかな色彩のペイントや
少女の着ている洋服、ラストで観る、結婚衣装・・・・などなど
キム・ギドク監督らしい 色使いが あちこちで見られた。


で タイトルにもなっている 「 弓 」。
ここでは 少女に近づこうとする者への武器、 占いの道具、
そして 音を奏でる楽器 ( ヘグム ) ・・・とあらゆる角度で 弓が使用されてます。


まずは キャストから。








おじいさん役に チョン・ソンファン。
台詞が ほとんどありません。
釣り客に頼まれて 弓占いの結果を少女から聞き それを客に伝えるだけで
( それも内緒話のように 耳に手を当てて ゴニョゴニョ喋ってる程度。 (  ̄? ̄)w ̄-) )
あとは 目や弓で 感情を表すんだけど
これがまた 嫉妬心やら 少女を愛おしく思う表情やら
( ていうか、完全に 執着してる目ですわ ^^; ) さすがです。
 

少女役の ハン・ヨルム。
あ~ 同じく キム・ギドク監督の映画 【 サマリア 】 に 出ていたコですね。
この少女も ほぼ台詞がありません。 
表情だけの演技ですが 観る人を引き込む力があるというか。 上手だなぁ。
16歳という役の設定ですが 当時は20歳チョイ過ぎだったのかな?
童顔だからでしょうか。 全然違和感なかった。 
あったとしても 韓国はケンチャナか^^;
船でおじいさんと二人で生活する時は いつも微笑みを絶やさずにいて
釣り客が来るたびに 興味シンシンな感じで微笑む表情は
男がクラッとしそうな色気が漂ってた。 妖艶な感じ。


釣り客の青年役の ソ・ジソク。
キム・ギドク作品には珍しく (笑) 意外と 私の好みの、爽やか青年。
この方 【 絶対の愛 (時間 )】 にも出てたみたいだけど 何の役だったっけ?
【 アイルランド 】 にも出てたのか~。 ・・・( ̄  ̄;) うーん
未視聴のドラマ 【 19の純情 】にも出演されてるみたいで
ちょっと観たくなっちゃった^^; ( でも、長いんだよね~>< )



・・・と キャストは この3人が主要人物。








どういういきさつで 少女が6歳の時に船に連れてこられたのかが 明白ではないんだけど
10年間も 船の上だけで、それも老人とたった二人きりの生活の少女を気にかけ
どうにか 「 広い世界を見せてあげたい 」 と 助けだそうとする釣り客の青年が 
しばらくして持ってきた紙切れには 「 この子を探しています 」 の、行方不明人捜索願い。
明らかに 拉致?誘拐?という、犯罪の匂いがプンプンとするんですが
( そういうのは ギドク監督の得意な分野かな。 【 サマリア 】もそうだったし。 )
それも 人間の欲望やら 色々とひっくるめて 
最後には 「 老人と少女の純粋な愛 」 というテーマでまるめこまれてる自分がいて
良いのか悪いのか なにか 重~く、頭にのしかかる。


少女は いつも微笑みを絶やさずにいるんだけど
青年が釣り客として 何度か現れるようになってからは 
その度に 微笑みではなく 白い歯をのぞかせた、笑顔になるのよ。
その明白な態度に 嫉妬したおじいさんがまた 怖かった。
小窓の隙間から、二人の仲を覗いて 弓を片手にするときは 見てるこちらもハラハラ。 
3人の関係が まるで 弓のピーンと張った弦のように 緊張感で張り詰めてるのよね。


はたから見れば 「 いい年した老人が。。。 」 って思うんだけど
おじいさんにしてみれば 
小さい頃から 少女と 「 17歳になったら結婚する 」 という夢を抱き
少女が成長するまでに 少しずつ揃えている結婚衣装。
カレンダーにも一日過ぎるごとにバツ印で消していくという、可愛らしさも。
( カレンダーには、日本語で 『 結婚 』 と書かれてあったので、ん?と、思った )
でも 少女が 青年に惹かれるようになってからは 嫉妬心と比例して
わざと 数日分バツ印で埋めたり しまいには カレンダーを破り捨て
強引に 結婚のその日に近づけようとしたり・・・・ 
2段ベットを壊して ダブルベッド風にしてみたり・・・・・・・ と ここまでくると ひく ^^;


少女も 青年に出会ってから 船でおじいさんと暮らす今の生活や
青年と少女を、無理矢理、引き離そうとするおじいさんに 疑問を持ち始め
体を洗ってもらうことも 手を握るのも 拒むようになるんだけど・・・。
その頃から 少女から 微笑が消え 憎しみの目へと変化するのよね。


終盤 自分から去っていく少女の乗る船に繋いであったロープで 自殺しようとするおじいさんが
苦しさに耐えかねて 自分でロープをナイフで切ろうとするんだけど
その前に その事に気づいた少女が戻ってくる直前に ナイフをササッと隠す。
死への恐怖感と 生への執着を 少女には見せたくなかったのかもね。
結局は 自分の夢を ( 自分が少しずつ用意した結婚衣装を身にまとい、式を挙げる ) 
叶えるんだけど 結ばれる前に 自分の愚かさに気づき 海へと飛び込む。
残酷だけど この時に老人を 初めて 「男だ」 と 思った。


ラストは 不思議というか 衝撃的というか。。。
もちろん 多少なりとも キム・ギドク監督作品には 
こういう性描写があるのは なんとなくは わかってはいたけど 
この映画では 相手が目に見えないわけですから。 
天から降ってきたように放たれた弓そのものが おじいさんの化身なのでしょうね。
弓で占えるだけの、不思議な能力を持ち備えてた少女だけにしか感じない、
おじいさんの魂を その時に 受け入れたのでしょうか。
いわゆる 精神的な結びつき?
この辺は 見た方によって 色々な解釈があるんだろうなぁ。


そして おじいさんが海に身を投げ、沈んだように
残された 目に見える形のあるもの ( おじいさんと共に生活してきた船 ) もまた 
海の底へと ゆっくり沈み 
それを 微笑みながら 手を振る少女。
ラストは 青い波打つ海とヘグムの音が いい感じで調和して
エンドロールが終わるまで ボ~っと見てました^^;


キム・ギドク監督の作品見て 感じる事は結構あるんだけど
それを文字に 全部表現しきれない、私の文章力の無さ ><
結局 簡潔にまとめきれず ただ 長々となっちゃった。 (>▽<;;  ヤレヤレ 






















2009-07-06 19:45 / Comment:2 TrackBack:0   ▲ TOP

でた! ̄m ̄*キム・ギドク監督の作品だ~
ギドク監督のポスターはいつもキレイだよね~
KUMAちゃんのv-154コメ見て。。。
相変わらず独特の世界を創ってるようだね^^
セリフがあまりなく、表情・表現だけで演じるのって役者さんたちにとって大変だろうけど・・・見る側は色々な解釈や感じ方が出来て広がるっていうのかな?
その辺がギドク監督の作品なんだよね!!
なかなか題材にしないものを描写してるギドク監督の作品はやっぱ!気になるよねv-391 

By . manami : URL  2009-07-07 Tue 22:04  [ Edit ]


でた!って。manamiちゃん・・・・・・。(爆)≧∇≦

キム・ギドク監督作品は 結構今まで見てきたと思ってたけど
まだ 5作も未視聴なのがあると 今頃、気づいた^^;
この【弓】は どちらかといえば
ギドク監督独特の世界・・・が だいぶ濃い作品だと思う^^

・・・と 書いてる途中なのに 
もはや 睡魔が襲ってきてるよ~><

By . KUMAKO : URL  2009-07-09 Thu 00:10  [ Edit ]




コメント非表示
TrackBackURL↓
http://zoom33.blog10.fc2.com/tb.php/617-c67e0476









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。